市瀬悦子のきたやさいでまとめ作り

今月の作りおきは“酸みをきかせる”がキーワード。旬の根菜類やいも類をおいしく日もちさせるには、“酸み”をきかせつつ、素材のもち味を生かすことが大切です。決め手はレモン、黒酢、粒マスタード! これらにハーブやスパイスを組み合わせれば、風味のよいごきげんな作りおきおかずが即、できちゃいます。普段はあまり組み合わせない素材同士をコラボさせるのも、新しいおいしさが発見できて楽しいものです。食欲の秋は、作りおきでおなかも心も大満足ですね。

じゃがいもと焼きさばのオニオンマリネ

スライスレモンと
レモン果汁でさわやかな仕上がり。
冷やした白ワインに
よく合う大人の味わいです。

じゃがいもとさば!?
ちょっと意外な組み合わせを
玉ねぎたっぷりのマリネ液が
おいし〜くつなぎます。
主材料(作りやすい分量)
じゃがいも…3個
玉ねぎ…1/2個

塩さば…半身2枚
A レモン(輪切り)…4枚
オリーブ油…大さじ4
レモン汁…大さじ2½
粒マスタード…大さじ1
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
オリーブ油…大さじ1
ディル(あれば)…1/2パック
作り方
1. じゃがいもは皮をむいて1cm厚さの半月切りにし、水に5分さらして水気を拭く。
2. 玉ねぎは縦薄切りにする。
3. さばはひと口大のそぎ切りにする。
4. バットにAを合わせて混ぜ、2を加えてあえる。
5. フライパンにオリーブ油大さじ1/2を中火で熱し、1を並べ入れる。3分ほど焼いてこんがりしたら返し、ふたをして2分蒸し焼きにし、4に加えてあえる。
6. 5のフライパンにオリーブ油大さじ1/2を足して中火で熱し、3を並べ入れる。2分ほど焼いてこんがりしたら返し、さらに2分ほど焼いて、5に加えあえる。ディルも加え、15分ほどおいて味をなじませる。
ごぼうと鶏手羽先の黒酢煮

黒酢の酸みと八角の風味が相まって食欲を刺激!
かみしめるほどに
素材のおいしさが
際立ちます。

黒酢の風味が食欲を刺激。
骨つき肉も根菜も
柔らかな仕上がりです。

主材料(作りやすい分量)
ごぼう…1本
鶏手羽元…8本(500g)
にんにく…1片
A 水…1¾カップ
黒酢…大さじ4
しょうゆ、砂糖、酒…各大さじ3
八角…1個
作り方
1. ごぼうは皮をこそげて5cm長さに切り、めん棒でたたいて半分くらいに割る。
2. 鶏手羽元は骨に沿って切りこみを入れる。
3. にんにくは半分に切って芽を除く。
4. 鍋にAを合わせて混ぜ、13を入れて中火にかける。煮たったらアクを除き、ふたをして弱火で20〜25分煮る。
5. 中火にし、ざっくりと返しながら5〜6分煮つめる。
ジャーマンゆり根&かぼちゃ

かぼちゃとゆり根の
ホクホク感に、粒マスタードでの酸みとつぶつぶ感がマッチ。
マヨネーズでマイルドに包みます。

人気のジャーマンポテトを
ゆり根とかぼちゃでアレンジ。
ふたつの食感のコラボが楽しい!

主材料(作りやすい分量)
ゆり根…大1個
かぼちゃ…1/4個
玉ねぎ…1個

ベーコン…4枚
A マヨネーズ…大さじ4
粒マスタード…大さじ1
おろしにんにく…1/4片分
塩…小さじ1/2
オリーブ油…大さじ1
作り方
1. ゆり根は1枚ずつはがして水にさっとさらし、汚れを削りとる。
2. かぼちゃは種とわたを除いて長さ半分、1cm幅のくし形に切る。
3. 玉ねぎは横1cm幅に、ベーコンは1cm幅に切る。
4. Aを合わせて混ぜる。
5. フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、2を焼きつける。焼き色がついたら返し、1を加えて広げ、3をのせる。水大さじ3をふってふたをし、弱火で5〜6分蒸し焼きにする。
6. 4を加えてさっと炒め合わせる。
撮影/千葉 充 スタイリング/久保百合子