オリーブ油
イタリア料理の流行が火をつけた観のあるオリーブ油。独特の風味と体によい油ということでアッという間に台所の寵児になりました。
オリーブ油はオリーブの実を搾ってとります。
オリーブ油は8月下旬から11月初旬に実るグリーンオ リーブや、その後完熟してから収穫される黒いライプオリーブを搾って作ります。産地や品種で、色や風味、濃度などに違いがあります。
2種類あります。
オリーブ油には大きく分けて2種類あります。ひとつはバージンオイル、もうひとつはピュアオイルです。
1 バージンオイルは、化学処理をいっさいしていない最も自然なオイルで、独特の香りと風味が生きています。中でも品質のよいのが、エキストラバージンオリーブオイル。味、香りともすぐれています。
2 ピュアオイルは、バージンオイルに精製処理をし、処理前のバージンオイルとブレンドして作られたもの。単にオリーブオイルと表記されているのはこのピュアオイルのことと理解してください。バージンオリーブオイルに比べて風味はマイルドで価格も手ごろです。
使い分けはどうする?
炒めたり、揚げたりする調理にはピュアオイル、サラダやマリネなどにはバージンオイルを、という使い分けが基本ですが、そのために2種類そろえるまでもないでしょう。独特の香りを楽しみたい方はバージンをお使いください。バージンには、普及品から高級品まで品ぞろえが豊富なので、好みで選べます。
保存はどうするの?
オリーブ油の保存に禁物なのは光、熱、酸素、金属など。とくに嫌うのは光です。流し台の下など暗いところに保存し、使いかけにはきっちりと栓をしておくと、1〜2年は大丈夫です。とはいえ、時間とともに風味は落ちるので、なるべく早めに使いきりましょう。
体によいわけは?
オリーブ油に含まれているオレイン酸という不飽和脂肪酸には、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化などの予防に役立ちます。また、最近注目のポリフェノール類の1種でオレウロペインという苦み成分を筆頭に何種類もの抗酸化物質を含んでいることがわかってきました。抗酸化物質はガンや老化の原因となる活性酸素の害から体を守る働きをします。
どんな料理が
おいしいの?
ドレッシングをはじめ、パスタや炒めもの、揚げもの、ソテーなどに幅広く使えます。また、にんにくや唐辛子、ハーブを入れたりしたものをピザにかけたり、バター代わりにパンにつけていただいても美味。オーブン料理で耐熱容器に材料がつかないように塗るバター代わりにしても使い勝手がよいものです。