オクラ
日本名おくら、英名オクラ、仏名ゴンボ・・・。日本には明治時代に到来しました。原産地はエチオピアで、インドから世界中に広がりました。独特のネバネバには強壮作用があるといわれています。
小さなものは生食でも。
夏場のもので、長さ4〜8センチになるころが食べごろで、このときは生でいただけます。これ以上大きくなったもの、あるいは夏以外の季節の場合は、加熱して使ったほうが無難です。
表面を塩もみする。
あえものや、おひたし、サラダなどにする場合は、オクラの表面に密生している、産毛のような細かい毛を、塩を多めにふり、指先でこするようにしてとり除きます。このあとゆでると、色鮮やかに、しかも食べやすくなります。おそうざいならかまいませんが、1本まるごと使う場合は、へたの先だけをぐるりと削りとると いっそう美しい仕上がりになります。
ネバネバの正体は?
粘りの正体は「ムチン」という糖たんぱく質とペクチンという水にとける食物繊維です。ムチンには胃壁を保護し、消化を助ける働きがあります。一方、ペクチンには、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病を予防するほか、おなかの調子を整える働きがあるといわれています。
どんな料理がおいしいの? さっとゆでてサラダやあえものにするのがポピュラーですが、生のままでも食べられます。小口から刻んで粘りが出るまでよく混ぜ、もみのりや削りかつお、しょうゆであえます。このとき、納豆や長いも、めかぶとろろなど、他の粘りの食材を一緒にあえても美味。煮もの、炒めもの、天ぷらなどもおいしいものです。また、鶏肉やえびとスパイスをきかせて煮こんだ南アメリカの「ガンボ」やカレーにもよく合います。