か き
<Rのつかない月は食べない!>

Rのつかない月(5〜8月)は食べるなといわれるかき。
そのわけは、身がやせてしかも中毒にかかる例があるからだとされています。
かきには真がき、長がき すみのえがき、岩がきなどがあり、多くは真がきが流通しています。
出回っているのはほとんど養殖もので、広島、松島湾、三陸、宇和島湾、伊勢湾などが有名です。なかでも三重県の的矢のかきは高級品として珍重されています。
かきは海のミルク
海のミルクといわれるほど、栄養分に富んだかき。ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラルが豊富で、とくに鉄は8粒で1日に必要な量の半分が含まれていて、吸収率がよいのも特長です。約5%含まれている糖質のほとんどが、うまみ成分のグリコーゲンです。
殻のむき方
1. カーブの強いほうの殻を下、ちょうつがいを手前に持ち、貝むきかナイフを差しこみます。
2. 上側の殻についている貝柱をはずして、殻をこじあけ、身をとり出します。

*傷つかないよう、左手に軍手をして扱うほうがよいでしょう。
洗い方
かきの洗い方にはいろいろな方法があります。
その1 大根おろしで/たっぷりの大根で洗うと、ごみや汚れがとれ、白くきれいに仕上がります。
その2 かたくり粉で/かたくり粉をたっぷりめにふり混ぜ、もみ洗いしたあと流水の下で洗い、ボールの中で水を替えながら、水が澄むまで洗います。
その3 塩でもみ洗いしてから、流水で洗い流し、水気をきって使います。
加熱用と生食用の違い
加熱用と生食用との違いは採取水域や水揚げ後の処理過程で、鮮度の違いではありません。
かきは食中毒のおそれがあるため、生食用に限って食品衛生法によって基準が定められています。その基準をクリアした海域でとれたものや、きれいな海水や塩水で減菌・浄化したものを生食用、それ以外を加熱用としています。
生食用を加熱しても、、、。
生食用は水洗いせずに、そのまま食べられますが、海水や塩水で何度も洗っているので、これを加熱すると、かき特有の風味がほとんどなくなって、おいしくいただけません。
加熱調理用は、あまり手が加えられていない分、コク・うまみとも充分あって、加熱してもかきの風味が楽しめます。かきフライや鍋ものにはやはり加熱用がおすすめです。上記の方法できれいに洗ってお使いください。また、加熱用は早めに食べることも大事です。
どんな料理が
おいしいの?
生のままか、さっと霜降りにして二杯酢やレモン汁がおすすめ。その他、フライ、グラタン、スープ、中国風の衣揚げやうま煮なども、もち味をいかしたお料理です。和風では、かき雑炊、かきの炊きこみご飯、鍋ものなどにおすすめ。殻つきのかきなら、そのまま焼くか、蒸し焼きにして、しょうゆをかけていただくのもおいしいものです。